Q.最近のフカメディアはなにをしていますか?
A.フカブカぬいぐるみ化計画をせっせと進めています。
こんにちは、脈です。
今年はまずフカブカのぬいぐるみ化に取りかかろうと思っていると書いた1月11日の2周年記念日からずっと、計画の実現に向けたクラウドファンディングの準備をしていました。と言いたいところですが、この間に2回「みらい」に会いに行ったりもしました。
でもちゃんと、準備も進めています。
今は世界に2体しかないフカブカぬい。

生地が違うとフォルムが変わる。奥深きぬいぐるみ制作の世界
この謎の生物が誕生したのはいつ頃だっただろう。なんにでも姿を変える“アイツ”の、変態したすがたのひとつとして、フカメディアのクリエイティブ担当・深海マザーの宇山さんが産み出しました。傍らに添えられた、オノマトペなのかセリフなのか定かでないユルい文字のとおり、深々としたお辞儀にちょこんとした胸びれ。その謙虚で慈しみ深い姿と謎深さをすべて内包したような真っ黒いボディ。
ぜんぶが完璧なバランスで表現されていて、ひと目見た瞬間に「これは絶対にぬいぐるみにしたい」と思いました。いま見返しても、できあがった試作品を見つめる写真の目がガン決まっています。
フカブカぬいの試作をしてくれたのは、ぬいぐるみ作家の薄毛女性さん。悪口じゃないんです、そういうハンドルネームなんです。SNSは鍵アカウントで運用されているようなので、ここで紹介することは控えておきますが、かつて「クマムシさん」の商品化にあたっても尽力された作家さんです。
お願いするなら薄毛さん以外に適任な方はいないだろう、と宇山さんの力強い推薦を受けて連絡を取り、制作を引き受けていただきました。二次元のイラストデータからの型紙づくりや生地の選定をはじめ、数ヶ月にわたって試行錯誤してくださり、2種類の生地で作ってみましたとこの世に2体のフカブカぬいが誕生しました。
フカメディアの象徴でもあるフカブカの目は、実は相当に手が混んでいます。目の大きさを検討するにあたって、試作のボディとサイズをあわせて造られた立体モデルが出てきた時には、ものづくりに携わる人の本気とはこういうことなのだと頭は下がるし、身体をひっくり返りそうになるし、もはや五体投地でも足りないほど敬服しました。

ロゴの倍率を変えて印刷し、ぬいぐるみにつける実寸を検討
この、サイズ検討用に打ち出したシールを試作ぬいに貼ったのかというと、そうではなく、宇山さんによると型から作ったそうです。ものづくりをする人の本気……。あまりにも手がかかりすぎて量産できないので、商品化の際には刺繍になるのがちょっと残念ですが、それはそれでボディとの一体感が出てかわいいはず。

縫い付けるための足もついている…
こうして、ものづくりのプロとプロの妥協なき仕事があわさって産まれたのが、2体のフカブカ。年の瀬が押し迫った2024年12月26日のことでした。本気のクリエイティブって、ハタで見せてもらっていて胸がスカッとします。こういう仕事を自分もしたいと思わせてくれる、とても幸せな試作期間でした。
ちなみに薄毛さんとはじめてお会いした時には、オオグソクムシの唐揚げを出しているお店で食事をしながら打ち合わせをしたのですが、2人で分けて食べられるよう店のママさんがキッチンバサミでジョキジョキぶった斬ってくれました。

カラッと揚がる前のお姿。

キッチンバサミでジョキジョキ斬られた後。
オオグソクムシだってニラぐらいの感じで、なにも構えることも勿体ぶることもなく扱ってくる。その大づかみな日常の捉え方、めっちゃ大阪だなぁ。わが故郷が誇らしいです。
で、今。
フカブカぬいの商品化は悲願でもあり、グッズ販売によって収益をあげる→取材活動に還元していくという循環を生み出すための第一歩でもあります。養育者の皆さまからの寄付に助けていただいているフカメディアですが、制作したグッズの販路を拓いていく営業努力も同時にしたいと考えています。
そこで問題になるのが制作資金。特にぬいぐるみにかかる制作費は決して安くありません。在庫を抱える覚悟はできても、ない袖は触れない。ということでクラウドファンディングをいたします。ぬいぐるみだけでなく、アクリルキーホルダー・マスキングテープ・クリアファイル、ステッカーシートののグッズ4種類も制作する予定です。
このオリジナルグッズを組み合わせた返礼品に加えて、フカメディアの取材・記事づくりの現場を体験できるスペシャルプランもご用意します。3月初旬には開始できるように、ただいま追い込み中。詳細は今月中にはお知らせしたいと思います。
何とぞ応援のほどよろしくお願いいたします(フカブカ



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