海と空しかない世界から帰ってきて、気づけばもう2週間。結局ひとつも陸酔いしないまま慌ただしい日常に身を投げ出しています。船の中で流れる時間と、日常で流れる時間、あまりに違いすぎると思うのですが、わたしはどの世界に生きていますか?こんにちは脈です。
最後の航海を終えた11月29日以来、清水港にとどまっていた「みらい」が横浜に向けて出発するのを見送ってきました。横浜へ行くのは、ドップラーレーダーという気象観測装置を納めたドームのカバーを取り外す工事のため。このカバー、名前をレドームと言いますが、見た目があまりにサッカーボール。愛称として定着していて、わたしも親しみを込めてそう呼んでいます。

赤丸で囲んだのが、サッカーボールことレドーム。
中身のレーダーは、今年8月にすでに取り外されてメンテナンス中。今回取り外すサッカーボールと一緒に、後継船である「みらいⅡ」に引き継がれます。
なんていうか……サッカーボールがなくなった「みらい」を想像すると、タマタマを取られて帰ってきたオス猫を見るような眼差しを向けてしまいそうです。それはそれで、かわいいね。
「みらい」が清水港を出るのは13日の朝。今回は見送りに加えて、ドローンでの空撮なんていう大それた計画を企てています。神戸の造船所でドック入りしていた「よこすか」を見送ろうとスーパー早起きしたのに、その姿をただの一目も見ることができなかった今年1月の盛大なポンコツぶりからの成長。ブリでいうところのツバスくらいには出世できたんじゃないでしょうか。

https://twitter.com/myakuko/status/1892745836661965159?s=20
フカメディアとして初の試みである空撮計画の実現には、ドローンを飛ばしてくれるクリエイターさんとの調整はもちろん、関係各所への飛行申請や許可取りなどの手続きが必須。「みらい」を下りてからの6営業日でこの準備をやりきることができたのは、関係するみなさんのお力添えがあってのことでした。
こうして多方面との調整を経て、万感の思いで迎えた12月13日。この「みらい」の玉取り物語を、明日から数回に分けてドキュメンタリー形式でお送りしたいと思います。



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