こんにちは、脈です。
ナイスフォントを収集しています。
ナイスフォントとは、2016年ごろに勝手にそう名付けただけで、世間一般に広く知られた概念でもなんでもありません。ご想像のとおり、独特だったり味わい深かったりするフォントで書かれた看板を見つけたら写真に撮る。それだけの至ってシンプルな活動です。
そういうのを尋常ならざる熱量で収集して、SNSやブログで発表したり、ZINEのようなものにまとめている猛者はたくさんいます。こちらは、数で戦うほどの熱量を持たない静かなるフォントハンター。自分で振り返るためのささやかなオリジナルハッシュタグをつけて気まぐれに投稿するぐらいのものでしたが、なんだか急にナイスフォントのことを思い出したので、よかったらコレクションを見ていってください。

2016年9月撮影
怖いってば。親に手引っ張られて、ここに連れてこられたら泣くって。病院との相性が悪すぎるけど、フォントハンター的にはすんごいナイス。

2017年7月撮影
説明不要の強さ。多摩マソツョソ。

2017年12月撮影
旅館のおじさんが筆ペンで書いたのを看板にしたみたいな味わい。

2020年2月撮影
フォント自体はごく普通の明朝体なのですが、時の経過が絶妙なハズし感を生み出し、ナイスフォントへと導いた例です。こういうこともあるので、過去にパトロール済みのところへも、時を経て訪れなければなりません。

2021年5月撮影
よさしかない。フォントもさることながら、この薄い建物でヌード写真撮影が行われていたという事実が、味わい深い。
まちあるきなんかしていて、こういう看板に出会えると、「甲斐があったなぁ」としみじみしますね。
以上、突然のナイスフォントコレクションでした。
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