こんにちは、脈です。
2日ほど前、「ドラゴンアイ“消失”」のニュースがわりと大きく出て、驚きを隠せずにいます。なぜって、5月末に見てきたばかりだったものですから。
この時期、本来は「開眼」するはずのドラゴンアイ。13日の映像では、巨大な目の輪郭を描くはずの水がほぼなくなっています。一体、何があったのでしょうか。
絶景ドラゴンアイ“消失” 開眼目前なのに…何があった?|ANN NEWS
ドラゴンアイとは、こんなものです。

目だ!
秋田県と岩手県にまたがる八幡平の頂上にある火口湖「鏡沼」に雪解け水が流れ込んで水面の雪が浮き上がり、そこへ光の反射などのさまざまな条件が揃うことで起きる自然現象です。雪解けの限られた期間にしか見られません。
秋田へは、深海とならんでわたしにとっての二大スキを成し、生業にもなっている、廃墟・産業遺産の活動で行っていました。鉱山遺構を訪ねたのですけれど、その近場でこういうところにも行くよと教えてもらった時、「ドラゴンの目と言われればそうだけど、わたしにはフカメディアの目にしか見えぬ」と、こちらの目が先にカッ!と開きました。
この景色をフカブカにも見せてやりたい。
親心からスーツケースに詰めて秋田まで運び、そしてしっかりと宿に置いたまま出発しました。フカブカごめん……。わたしはこういうところがあるヤツです。
それにしても、消失=水が抜けた原因は分からないとニュースは報じています。
自然とはヒトの思うようにはならないものだと、言葉にするとあたりまえのようだけど、「行けばポスターのような絶景が見られる」のだと疑いなく思ってしまいがちな驕りのようなものを感じずにはいられません。
諸行無常。
さて、現在タコエッセイが好評のフカメディアですが、近くもうひとりゲストライターをお迎えすべく、準備を進めています。なんとなくお気づきでしょう?タコとくれば次はなにが来るのか。
楽しみにもう少しお待ちください。
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