「みらい」を下りて17日ぶりに陸を踏みしめてから、早くも4日目となりました。
「陸酔い(おかよい)」なる言葉を耳にしたのは乗船取材が決まった頃だったでしょうか。船で揺られることに慣れた体が、こんどは元いたはずの揺れない環境に再適応できず、気分が悪くなることがままあるのだと。
そうなったら3日いや、5日くらい寝込むことになるかもしれないな…参ったなぁと、やむを得ない休む理由ができるのを心のどこかで期待していたあの日のわたしよ。あなたが陸酔いに悩まされることはなさそうですよ。よかったですね。
すっかり足がなじんだ「みらい」の床から、カンカンと小気味よい音を立てるタラップを経て降り立った陸地の舗装路。そして自宅のフローリングまでもが、あの鋼鉄の床と地続きにあるような感じがしています。あまりにも地続きなものだから、「みらい」で過ごした17日の特別感が薄れてしまいそうな気すらする。いやだ。もっと、船は船であり、陸は陸であってほしいと、適応能力高めなこの身体を恨めしく思っています。
上陸してすぐ、この最後の航海の発信に関して、いろいろと動きがありました。広くみてもらえるものにするべく、さっそく動いています。しばしお待ちを…..。



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