三重県伊勢市の「ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス」で、とても珍しい色彩を持つ「パンダ柄のナヌカザメ」の展示が3月19日より始まった。
ナヌカザメはおもに200メートル付近、深いところでは600メートルの深海底に生息するおとなしいサメ。冬には浅場に現れることもあり、志摩市近海では「サメなます」の原料として古くから親しまれている。陸に上げても7日間生きていたとされるほど生命力が強く、通常はグレーや茶褐色の体に黒い斑点模様を持つ。


(左)一般的な体色の個体、(右)パンダ柄のナヌカザメ
今回展示が始まった「パンダ柄のナヌカザメ」は体全体が白く、背中に黒い模様が入るという特異な色彩を持つ。一部の色素が減少することで白っぽい体色になっていると考えられ、このような色素異常は極めて珍しい。この希少性の高い個体は、3月13日に三重県志摩市の御座沖に仕掛けたカレイ網にて混獲されたもので、捕獲に関わった漁師や関係者からは「何十年とナヌカザメを見てきたが、今までで見たことがない」という声も上がっている。
さらに伊勢シーパラダイスでは、パンダ柄ナヌカザメだけでなく、白と黒の模様を持つ「パンダ柄のニホンウナギ」も見ることができる。こちらも色素の変異によって生まれた非常に珍しい個体で、来館者からの注目を集めている。
サメとウナギ、まったく異なる種のパンダ柄生物を同時に観察できる珍しい機会。伊勢に行きたい理由が、またひとつ増えた。
ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス
住所:三重県伊勢市二見町江580
営業時間:9:30~17:00(最終入場16:30)※季節変動有り
入館料:大人:2,400~2,800円 小中学生:1,200円 幼児(4才以上):600円 ※大人料金は日によって変動有り
WEBサイト:https://ise-seaparadise.com/




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