こんにちは、脈です。
アボカドの食べごろ判定って、難しくないですか。
皮が黒いとか、触った時に弾力があるとか、ヘタがちょっと浮いてきてるとか、一般的によく言われる見分けは試すのですが、「ちょうど今だった!」と膝を打ちたくなるようなベストコンディションにあたったことは、ほとんどありません。
アボカドほど、パッと見で食べごろ感が分からない食べ物もないよなぁと、売り場で対峙する度につくづく思います。あのクリーミーさとはほど遠い、ゴツゴツとした見た目。「軽く押して弾力を感じるのが食べごろです」と言われても、売り物に触る遠慮がちなタッチでは届かない厚い皮。官能的なまでの味わいを、巧みに隠しすぎていやしませんか。ポーカーで対戦したら多分勝てない。
数年前であれば、大創業祭!とか決算大セールとか、そういう大々的なセールでなくても、日々のちょっとしたお買い得品として98円とか100円とかで売られていたアボカド。最近の野菜価格高騰で、そんな値段で見ることはほとんどなくなってしまいました。198円がデフォルト、というのが体感です。
税込200円越えなんて、以前なら高級な方のアボカドの値段。だからこそ、たまに買う時には失敗したくない。先日、慎重に選んで購入しました。翌日、切りました。

敗北しました。
アボカドの食べごろ判定、難しすぎませんか。
もっとこう、包丁にねっとりとついてくるような濃厚さを求めているんです。「森のバター」として、全力でぶつかってきてほしい。アボカドには、硬さと柔らかさの中間でどっちつかずな態度であってほしくないんです。
切った半分はカレーにトッピングして食べました。スプーンでひとくちに切る時、皿に「カツーン!!」と響いて割れるんじゃないかと心配でした。もう半分、どうやって食べよう……。
切ったらまだ若かったアボカドの美味しい食べ方を教えてください。
今日もよい1日を。
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