2025.11.24
昨日のポンコツ不調は寝たら治りました。
お騒がせしました脈です。
そんなポンコツ編集長にお便りが届いています。
東京都にお住まいのペンネーム「深海マザー」さん。
「水」に関して、飲料水や調理水、入浴水など使える水量に限りがあると思いますがどの程度の制限がありますか?あと寒いのにぬるいとか温度的な問題はありますか?海水や雨雪を利用することはありますか?(海水を真水に変えるなど)

https://x.com/deepseaMOTHER/status/1991787334812246240?s=20
なるほどー!ナイスな質問ありがとうございます!!
お風呂に、トイレ、洗濯など、衛生的な暮らしができる設備を搭載した船の中。乗船した日のガイダンスでは、水は流しっぱなしにせず、こまめに止めるようにと案内がありました。大事に使うことが基本ですが、「今日は使いすぎだからこれ以上使っちゃダメ!」的な厳格な制限は今のところありません。
その水がどこから来ているか。まず、出航の時に400トン積み込んでいるとのこと。400トン…..まったくピンとこない大きすぎる数字。ピンとこない例えに定評がある東京ドームに換算すると、容積いっぱいに水を入れた時の3.2個分です。やっぱりピンとこない。25メートルのプールにすりきり一杯ぐらいです。
これを消費しながら、船底の機関室にある「蒸発式造水装置」で日々水をつくっているそうです。
ポンプで海水を汲み上げ、真空状態のタンクで沸騰させます。真空では沸点が低いって、そういえば理科の授業で習った気がする。古の記憶が蘇ってきました。このタンクでは、42度くらいで沸騰するんだとか。沸騰してできた水蒸気を海水で冷却して真水を生み出す仕組み。

機関室で実際に見せてもらった。
ちなみに沸騰させる熱源は、ディーゼル機関の排熱を再利用しているらしい。うまいことできてる。
これで日におよそ10トン、毎日造水しているとのことでした。
今まさに、海水から転生してきた真水の赤ちゃん。
日々、乗組員が使った水の量もちゃんと記録・管理されています。「みらい」の定員は80名。だいたい日に20〜30トン、多い時には40トンほどで推移しています。最初に積み込んだ400トンの貯金と毎日増える10トンで帰港日まで持ちそうとの見立てです。
あと、お風呂のシャワーは家の感じで水栓をめいっぱい開けると、すごい勢いで出てきます。
「強すぎる!」
初風呂の時には、そう声が出ました。ぬるいこともなく、すんごく温かくて癒されます。

まだ使ったことないけど浴槽もある。文化的な暮らしの設備!
そんなわけで、なにも困ったことがない水事情でした。
航海はあと5日。
終わりが近づいている感じが、ひしひしとしています。



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